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64章:【39】
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64章:【39】
今日は、お店が休み。
多額の現金を持ってショップに入り、黒と白の洋服を買い漁る。
以前は、これがストレス解消になった事もあったけど、今じゃただ重い荷物になっただけだった。
ため息をつく。
何してんだか…。
疲れて、カフェに入り休んだ。
今日も、流星を思い出す。
なんなの?
休みの日ぐらい出てこないでよ。
振り払っていると、電話がなってるのに気づく。
例の男だ。珍しい。
最近じゃ、全くプライベートで誘われなくなった。
「もしもし。」
「暇そうだなー。
どっか行かねーか?」
辺りをキョロキョロすると、高級車から男が手を上げていた。
「暇そうに見える?」
「それが、暇じゃなかったら、暇が欲しい人間に謝れ。
ははは!」
「だね…。」
私は、支払いをし、男の車に乗った。
「すげー荷物だな。
洋服かー。
お前さぁ、いっつも黒か白着てるよな。
葬式か結婚式か。
ははは。」
「どっちが幸せだと思う?
お葬式と結婚式って、考え方でどっちとも言えると思わない?
早く楽になりたかった人はお葬式が幸せだし、旦那の世話を一生していくのを覚悟する結婚は不幸だったりする。」
「いかれちまってる解答だな。
よし!気分転換にいいとこ連れてってやる。
ちなみに、俺もお前と同じ解答をしちまう人間だよ。」
着いたところは、広々とした公園だった。
「公園⁈
私ヒールだけど、入っていいの?」
男は大笑いしている。
「入っちゃいけねー決まりはねーよ。」
何年ぶりの公園だろう。
ベンチに2人で腰掛ける。
昼間にこんな風貌の2人が公園にいるなんて、他人から見たら怪しい以外何者でもないだろう。
客観的に想像して笑ってしまった。
「どうした?」
「通報されなきゃいいけど。
ふふふ。」
「ははは!だな。
そういやぁ、あのホストどうなった?」
「買ってみたー。
私より値段安かったよ。
ふふふ。」
「ったく、しょうがねーな。
んでなんか納得出来たのか?」
「それがさぁ。
なんか、頭からそいつが、離れないんだよねー。
納得出来るような接客見れてないからかなー。」
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ただ…ただ普通を手にしたかった ©著者:なぁ
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