ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!

55章:【33】 (1/4)

55章:【33】

無心に接客をし、偽った自分で毎日過ごした。

こんな私を見たら、あゆみや塚田はなんて言っただろう。

多分けちょんけちょんに言われただろうな…。

2人を思い出す事で、自分を保った。


入り口にふと目をやると、いつもの太客が入ってきた。

さっ、今日も稼ごう!

目を疑う。
るいが手を組み入ってきた。

えっ…。
私のお客と同伴⁈

自分も接客中だったので、確認のしようがない。

そして、私は地獄に落とされた。
次々と来た、私のお客は全てるい指名だった。

この世界に入って、初日以外で初めて待機席とやらに、座る事になった。

待機しているキャスト達のひそひそ話なんて耳に入らない。

屈辱より何より、これが夢であって欲しいと願い続けた。

営業終了の2時。
夢でない事を、思い知らされた。
300 /559

※この小説を友だちに教える⇒メール

いいね LINEで送る

ただ…ただ普通を手にしたかった ©著者:なぁ

夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで全ての機能が利用できます!

Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.