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89章:【50】
朝起きて、カーテンを開けてる。
雲ひとつない晴天。
天気ひとつでテンションも、もっと上がる。
お兄ちゃんの事は、少し気になったが、今日を楽しみたかった。
朝9時、待ち合わせ場所に行くと、高級車から慶次が顔を出して手を振っている。
「こっちっすー!」
「あんた、凄い車乗ってんのね。
なんか、似合わないわよ。
ふふふ。」
「親父の勝手に乗ってきちゃいましたー!
すげー気に入ってる車みたいだから、まぁー、帰ったら小学生並みに怒られる予定でーす!」
私は笑ながら、後部座席に座った。
すぐに、流星が来た。
私服の流星は、やっぱり見とれてしまう。
自然と後部座席に乗ってきた。
「ちょっと、ちょっとー!
運転1人淋しいっすー!」
ゴチャゴチャ言いながらも、楽しそうな慶次。
「着いたら、一緒に乗ってやるから。ははは!」
流星も楽しそうだ。
「よーし!では出発ー!!
レッツゴー!!
ん?同じか?まぁ行きますよー!」
みんな笑顔だった。
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