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63章:愛敬side (1/3)

63章:愛敬side

あの愛が、ホストに…というか、流星に、はまり出している。

かなりの額を毎回出している。

金の心配なんてしていない。
有り余るぐらいの金は稼いでるだろうし。


愛が夜の世界に入った理由は、母に女として勝ちたかったからだ。

男に貢ぐ母を軽蔑していた。

それが、今同じように、多額の金を男に使っている。

それに気づいた時の愛が、壊れてしまうんじゃないか…
ただ、それだけが心配だった。

いや、もう気づいてるかもな。
気づかない振りをしているのかもしれない。

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ただ…ただ普通を手にしたかった ©著者:なぁ

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