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59章:【36】
店が終わると、すぐに目的地へ急ぐ。
「いらっしゃいませー!
あっ、カンナさん、どうぞこちらへ。」
いつも通り案内しようとするホストを遮る。
「ねえ、今日は通常の席で、流星呼んでくれる?」
対応していたホストが、あからさまに驚いた顔をしている。
私は、笑ってしまった。
「もうちょっと、ポーカフェイス練習したほうがいいわよ。」
「す、すみません!
ご案内します!」
そりゃそうか。
ホスト来て、安くないお金払って映画見ていた永遠にフリーのお客が、いきなりの指名だもんね。
案内された席は、VIPじゃなくても、さすが高級店だ。
品がある、ギラギラし過ぎない調度品で飾られ落ち着ける空間を演出していた。
私は、とりあえずいつものワインとクラッシュアイスを頼む。
少しすると、流星より早く兄が顔を出した。
兄でさえ、驚いている表情が少し分かった。
「愛?流星指名したのか?」
「そうだよ。
ちゃんと、他のお客のようにしていくから、安心して?」
「いや…。それはいいんだ。
まあ、お前が喋りたいやつを指名したほうがいいしな。
じゃあ…。」
いつもの挨拶もなしに、兄は席に戻って行った。
兄の後ろ姿を眺めていると、ついに流星がやって来た。
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