夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
-book.hostlove.com-
ホスラブ小説
ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!
58章:【35】
(1/3)
メニューを閉じる
ホスラブ小説ホーム
あなたのしおり一覧
小説総合ランキング
ピックアップ作品一覧
昨日の閲覧上昇作品
作品評価ランキング
カテゴリ別ランキング
作者別ランキング
新着作品から探す(カテゴリ別)
みんなのレビュー
みんなの作者ニュース
みんなのファン登録
小説を作成
作者ログイン
小説ご利用ガイド
サイトニュース
58章:【35】
いつもの毎日を過ごす。
ただ、変化があったとしたら、私の頭の中に、あいつがいつもいる。
流星だ。
みんなに、あんな接客で売上を作っているのか…。
ちゃんと指名をして、あいつの売り方をみたいけれど、今行って指名してしまったら、あいつの思うつぼで癪に障る。
どうしよう…。
こうゆう時、相談出来る友達が1人もいないと思い知らされる。
ナイスタイミング?で例の男が来店した。
「よっ!今月はお前にいくら使おかなー。
はははー!」
「いくら使うかは、私が決める。」
男はキョトンとしている。
「ふふふ。
嘘よ、嘘。
ちょっとね、ある人の真似をしてみただけよ。」
「あゆみか?」
「あゆみさんを、上回る奴よ。」
私は、昨日の話をした。
「出すか出さないかは、俺が決めるって、凄いよねー。
私さ、どんな接客してるか見たくて指名したいんだけど、奴の思うつぼになんのがねー。」
「ははは!
そんなホストいるのかー。
お前も、俺みたいに金で買っちゃえば?
なんてなー。
はははー!」
「あ!それいい考え!
手っ取り早いな…。」
「おい!冗談で言ったんだぞ。
そんな得体の知れないホスト買ったら、お前の全ての金吸い取られちまうかもしれねーぞ。
やめとけ、やめとけー。」
この男は、多分るいが店を辞めたことに気づいてるはずだ。
言ってこないのは、全てお見通しで私に気を使ってんのかもしれないな…。
今の私には、この男とお兄ちゃんといる時だけ、真っ黒な感情が流れない唯一の時間だった。
<前へ
311 /559
次へ>
しおりを挟む
この小説の「目次」を見る
この小説の「レビュー」を見る
この小説の「トップ」へ
※この小説を友だちに教える⇒
メール
ただ…ただ普通を手にしたかった ©著者:なぁ
しおり一覧
小説を探す
小説を作成
作者ログイン
夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで
全ての機能が利用できます!
http://book.hostlove.com
[ホスラブ小説]
広告募集係り
Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.