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34章:【21】 (1/4)

34章:【21】

それから3年。

少しは、リピーターも出来てなんとか売上も安定しナンバー1で突っ走っている。

水商売の世界に入って3年半。
家には、高級ブランドのものが溢れるように増えた。
家も衣装部屋が必要になり、最近出来た高層マンションに引っ越した。

あの例の男も、切れずにいた。



あゆみの事をたまに思い出す。
風の噂でまだあの店でナンバー1でやっているようだ。

あれから私は、自分なりに考えた。
まあ、この色恋営業は変えれそうもない自分がいるから、とりあえず嘘でもお店の中だけでは、本気でお客を好きになれるよう、いい所を見つけてみたりして努力をした。
まぁ、全く見当たらないお客も多々いたけど…。

そんなこんなしていると、心がたまに疲れて悲鳴を上げる時があった。


ふと、兄を思い出した。
3年半ぐらいあってない…。

唯一の味方…。
会いに行ってみようかな…。

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ただ…ただ普通を手にしたかった ©著者:なぁ

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