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15章:【9】 (1/10)

15章:【9】

あれから、廃人のような生活を送っていた。

3日たっていた。

食べ物もろくに食べてないので痩せてしまった。

もともと細い私は、鶏ガラのようだ。

その時、携帯がなる。
ディスプレイに塚田とでている。

喋りたくもなかったが、なんとなくでてみた。

もしかしたら、寂しかったのかもしれない。

「はい…」

「おはようございます。
カンナさん、もしもう出勤する意思がないのなら、給料を清算するので1度お店にきてもらえませんか?」

こんな形で出勤しなくなった私が給料をもらえる事にビックリした。

店には行きたくないが、あれだけ売り上げたのだから、給料はかなりの額を貰える。
今後生活もだいぶ出来る。
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ただ…ただ普通を手にしたかった ©著者:なぁ

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