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6章:【4】 (2/7)

紹介された物件の中の1番いいマンションに決める。

土地柄か、保証人なしの物件が多いこともあって、翌日には鍵が貰えることになった。

今日は、住んでた男のマンションに帰り、明日には少ない荷物を持ち出て行く事にした。

この男には、他に女がいたみたいで、簡単に別れられた。

ってか、知らなかった…
気づかなかった…

興味がない男イコールお客様にでも、もっと考えてる事を把握できなきゃ売れないと思った。

まぁ、それを気づかせてくれただけでもありがとう。

あだ名しか知らない一緒に住んでたリィ君。
さようなら。
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ただ…ただ普通を手にしたかった ©著者:なぁ

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