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6章:【4】 (4/7)

余ったお金を握りしめ、近くのモールに行く。

私は、まず1つ目に決めた事があった。
どこに行く時も、12センチピンヒールを履いて行くということ。

ウインドウに映る自分を見る。
いつもより背筋の伸びた、少しはこの街に似合いそうな女になった気がする。

自己満かもしれないが、ヒールが自分のプライドの高さになる気がした。

今までも、男には不自由しなかった。
ただ、神道と話して気づいたことがある。

容姿はいいが安い女。
手に入りやすい。

これが私だったんだ。
そりゃ男に不自由しないはずだわ。

これじゃあ、高級店で私にお金を出す人なんていない。


本当にいい女には、多分一線ひいて世間は簡単に声をかけてこれないだろう。

夜の世界では、普通じゃ手に入らないいい女がお金で手に入れられる。

私の、売り方は決まった。
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ただ…ただ普通を手にしたかった ©著者:なぁ

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