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3章:面会 (1/1)

3章:面会


生まれてはじめて、留置場の面会に。

受け付けの制服官に尋ねて、面会する場所に。

ビックリした!

結構待っている人達がいた!

30分余り待たされて、面会する部屋に。

殺風景なちっちゃい部屋。

仕切りはプラスチック?アクリル板?透明な板に丸い穴が沢山ある。

隊長『なぁ〜何したの?』

秋子『コンビニでおにぎり一個万引きしました(泣)』

ハァ?おにぎり一個?

隊長『なぁ〜秋子さん、他の店で働かなかったの?』と。

秋子『はい、毎日お茶で(泣)』

気の毒だけど、綺麗じゃないし、可愛くもない。

なんてゆうか?無愛想に見えるお顔立ちですm(__)m

隊長『なぁ〜秋子さん、本当に反省してる?確かに、俺が雇っていたらこんな事にはならなかった、ゴメンな。』

涙をボロボロ流しながら

秋子『助けて下さい!刑務所に行きたくない!』と。

隊長『弁護士は?ついてるの?』

秋子『いいえ、いません(泣)』

隊長『じゃあ、俺が弁護士に頼む。だがな、執行猶予中だ、期待するなよっ!差し入れしておく。また、来るよ!』

確か、制限時間が15分だったの。

立ち上がったアタクシ達に

『助けて下さい!刑務所に行きたくない!』と叫んだ秋子。

その叫び声は、まるで死刑になりたくない!位、切羽詰まった声でした。

ヽ(・∀・)ノ


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秋子 ©著者:薔薇

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