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25章:同伴まで (1/2)

25章:同伴まで



愛と別れた後、ショッピングモールをふらふらして、
夕方頃、Y駅に戻った。

駅に着く少し前、陽菜から連絡がありヤスとホテルを出た所らしく、カラオケでも行こうとのこと。


Y駅
陽菜と駅前のコンビニで待ち合わせる。

「彩のん!ごめん、遅くなって…」

『ううん、大丈夫。あれ?ヤスさんは?』

「今日同伴あるからってさっさと寮戻ったー」

つまらなそうに陽菜が言う。

「あーあ、私も彩のんみたいに明日休みだったらよかったのに…」

『休み取らなかったのは陽菜でしょー。ほら、行くよー』

愚痴をこぼす陽菜を引っ張りカラオケへ。


歌うのは、シャンパンコールで流れる曲。
ホストがラストで歌う曲。

カラオケまでもホスト一色だ。



カラオケを出て、近くのファストフード店へ


『今度は絆と同伴でカラオケ来たい(笑)』

「えー、今日同伴でしょ?」

『そうだけど、今日はドライブだもん(笑)T公園に夜景見に行くの』

今日の同伴は前回と同じでT公園までドライブ。

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気がつけば「エース」になっていた少女 ©著者:Color Flower

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