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24章:相談 (1/3)

24章:相談



絆にキスをされて、陽菜と駅で別れて、今彩は駅のホームに立っていた。

急にキスをされて、頭がまだ追いついていなくてY営業所の同期、愛(あい)に助けを求めに行くためだ。
電車が来るまでの数分、もしかしたら誰かに見られていないかと心配になって何度もホスラブを開いた。

『(さすがに誰も見てないか…)』

幸い、ホスラブには何も書かれておらず、ホッと息を吐く。


電車が来て、それに乗り込む。

降りる駅はS駅。
Y駅からは一駅だ。

S駅に着いたら愛に電話で道案内をしてもらう予定。



S駅

改札を出て、愛に電話を掛ける。

『あ、もしもし。今駅に着いたよー』

「そんなら改札出たとこから左行って、踏切あるからそこを左曲がって?」

『りょーかい』


『曲がったよ』

「じゃあしばらくまっすぐ進んで、AOKIがあると思うんやけど、その次の交差点左に曲がったら営業所あるから」

『りょーかい!』


愛に言われたとおりに進んでいくと、見たことのある建物が見えてきた。

『やっぱりN営業所とは違うなぁ…』

そう呟きながら、愛に着いたと連絡を入れる。

彩と陽菜がいるN営業所とは違って建物が新しいし、何より寮の入口には自動ドアが付いている。

『(ここに配属されてたらよかったのに…)』

Y営業所から[club R]までは車で5分程。
自転車だと15分、徒歩だと30分もあれば行ける距離。

『(交通費かからないし、その分お酒飲めるのになぁ)』

年末の異動希望はY営業所を希望することを心に誓った彩。

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気がつけば「エース」になっていた少女 ©著者:Color Flower

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