ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!

18章:寝坊 (2/2)




廊下の物音で彩は目を覚ました。
窓の外を見ると既に暗くなっていて、時計を見るとまさかの9時を回っていた。

『うそっ、完全に寝坊!』

髪は乾かさずに寝たため、ぼっさぼさ。
化粧水もクリームも塗らなかったため、肌はカサカサ。
最悪の状態で寝坊してしまった。

『うわ、どうしよ…。とりあえず、髪の毛から!』

とりあえずぼさぼさの髪全体に寝癖直しスプレーをかけて、顔を洗うために洗面所へ。


洗面所に行くと、既に化粧が終わった陽菜がいた。

「今まで寝てましたって顔してる(笑)」

『その通りです…。マッハで準備します…!』

顔を洗い、部屋に戻って化粧開始。

化粧が終わったらアイロン。
服装に合う髪型も考えていたのに、そんなことはもう頭にはなくてひたすらストレートに伸ばしていく。

『あー、もうっ!なんでアラームくらいかけとかなったんだろ…』

アラームのひとつくらいかけなかった自分が恨めしい。

『急いだせいで化粧よれよれ…。向こう着いたらまた直せばいいか』

アイロンもかけおわり、部屋の隅にある新品の服を着てお気に入りの香水を付ける。

『よし、なんとか間に合った…』

そのまま部屋を出て陽菜の部屋へ。


『ごめん、お待たせー…』

陽菜は準備はとっくの前に終わっていて、部屋でくつろいでいた。

「なんとか間に合ったね(笑)じゃ、行こっか」

47 /93

※この小説を友だちに教える⇒メール

いいね LINEで送る

気がつけば「エース」になっていた少女 ©著者:Color Flower

夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで全ての機能が利用できます!

Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.