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12章:思い (1/1)

12章:思い

初めて絆に会った時から、なんとなく惹かれていた。
顔はもちろんタイプだったけど、話してみると実はちょっと奥手で連絡がマメ。
LINEのやりとりをしていくうちにわたしは絆のことを好きになっていた。
正直、彼氏がいたのは高校2年が最後でそれからは男っけがなく、気になる異性と連絡を取り合うなんて久しぶりでどう返信したらいいのかいつも迷っていた。

ホストを好きになっていいのか、付き合うことは出来るのか、

そんなことばかり考えていた。

でも、好きになるのは自由。
それからどうしていくかは、わたし次第。




この時、「絆が好き」なんて自覚したばかりにわたしはエースへの階段を1段、また1段とのぼることになる…。
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気がつけば「エース」になっていた少女 ©著者:Color Flower

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