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6章:初指名 (2/4)



深夜1時前、

そろそろオープンの時間。
わたしは友達にお礼を言って電話を切った。

初めてひとりでくるY駅。
店までの距離はわずか10分程。

その10分間、わたしは今までにないくらい鼓動の早さを感じていた。



そして、[club R]の扉の前。
扉を少し開けると音楽が聞こえてくる。
開けては閉めて、また開けて......
いざ、中へ入ると前回と同じく数人のホストが出迎えてくれた。

「いらっしゃいませ。ご指名はお決まりですか?」

聞いてきたのは月。
わたしの顔を覚えていたみたい。

『あ...絆、さんで。』

わたしが答えると月は少し驚いた顔をしていたのを今でも覚えてる。
入店2週間で指名がくるとは思っていなかったのかもしれない。

「かしこまりました。絆くんリスト、絆くんリスト。」

マイクで絆を呼ぶ。

少しして絆が小走りでやってきた。

わたしの顔を見て少し微笑む。

「お客様ご来店です。いらっしゃいませー!」

「「いらっしゃいませー!」」

掛け声を後ろで聞きながら絆の案内されるまま席へ向かった。

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気がつけば「エース」になっていた少女 ©著者:Color Flower

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