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2章:きっかけ (3/3)


Y駅

駅に着いたのは深夜12時を少しまわった頃。

『んーっ、着いたぁ…』

終電ということもあって、駅にはほとんど人がいない。

わたしたちはヤスさんの指示で近くのカラオケまで移動することに。





カラオケ

『陽菜、ここで待ってればいいんだよね?』

「うん、今店出たって連絡来たからもう来ると思うよ。」

ふと前を見ると背の高い男の人と正反対の背の低い男の人がこっちに向かって歩いてきてる。

「あ、ヤスさん来た。 おそいよー。」

「ごめんごめん。なかなか抜けれるタイミング無くてさ、それに1人だと怪しまれるから真連れてきた。」

会話の内容から背の高い人がヤスさんで低い方が真って人らしい。

でも真って人はどう見てもホストには見えない。
背は152cmのわたしと同じくらいかちょっと低いくらいで頭は寂しい。

店までの5分、わたしは真からの言葉を右から左に受け流し、ホストってみんなこんなんなのかと不安になっていた。


歩いていると着いたらしい。

「真、同時に行くと怪しいから1分待ってから入ってこいよ。」

そう言ってヤスさんと陽菜は階段を登っていく。
できればこの人と2人にしてほしくない。
いざとなったら逃げよう…。


「そろそろ1分かな。彩ちゃん、行こうか。」

わたしは声をかけられるも、喋ることなく頷いて真の後を追うように階段を登っていった。

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気がつけば「エース」になっていた少女 ©著者:Color Flower

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