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3章:二番目の女 (13/19)

ガイダンス中はママが車で送り迎えをし、階段は使わずエレベーターを使用してなんとか乗り切った

その間に荘介さんに連絡をし、心細いから見舞いに来て欲しいと言った。

一週間後入院。絶対安静。移動は車いすと言われた。

最初はアジアに行っていた関係でウイルス性肝炎が疑われていたがすべて陰性。

結局原因がわからず、肝臓に穴をあけ組織を調べると言われた。

20歳の嫁入り前の娘が体に穴を空ける…

考えただけでも気が狂いそうになり、というか狂った。

しかし原因がわからなければ治療の手だてがない。

しかし受け入れたくない。荘介さんに逢いたかった。

ありったけの小銭を集め毎日公衆電話に連れて行ってもらい電話をしたが出てはくれなかった。

夜は寂しくて何度もナースコールを押して看護婦さんとはなした。ナースの中では雪音に対して要精神的フォローという話になっていたようだ。

そして雪音が通っていたSMチャットのみんなが励ましてくれた。
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La traviata 道を踏み外した女 ©著者:雪音

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