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36章:ボーさん (1/3)

36章:ボーさん



三平さんが起きました。そして、ボーさんに

『すんませんっ!すんませんっ!二度とバカな考えはしませんっ!』と。

ボーさんは意味がわからない。

アタクシの顔をチラチラ見てます。

アタクシが話したと思っている様子の三平さん。

私『ね、三平さん、何の話?夢でも見たの?』と。

三平さん『俺、昨日、売上金持って逃げようとしたんだ、ボーさん。でも戻って来た。兄さんも薔薇さんも俺を許してくれた。ボーさんすんませんっ!』

ボーさんは無言ですm(__)m

私『ね、三平さん、ご飯を食べてね♪今日もお仕事頑張ってね♪』

そして、日払いのお金を渡しました。

いきなり、ボーさん『あのな、三平さん、一週間前を思い出せよ?寒くて腹が減って、あの暮らしを思い出せよ?今、天国じゃないか?仕事はある。温かいメシも作って貰える。そして、何より俺達の心配をしてくれる沢山の人がいる。金じゃ買えないモノを俺達は貰っている。だからな、三平さん、頑張ろう!もう、昔の暮らしには絶対に戻らない、な、頑張ろう!』と。

三平さん『はい、わかりました。ボーさん、ありがとうございます!頑張ります!』と。

アタクシ、やっぱり人間は伊達に歳をとらないんだな、そう思った。

...


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先輩! ©著者:薔薇

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