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15章:お中元でうなぎをいただきました
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15章:お中元でうなぎをいただきました
はんぁあああん、はなんのつんぼみぃにぃ〜
懐かしい浦和踊りの歌が、爆音で旧中山道に響いていた。
ちょうど目の前を、小学生グループが可愛らしい踊りで通り過ぎていく。そうだそうだ、地域の小学生は参加するんだよ。俺も昔、夏休みに練習させられたなあ。
浦和踊りはこんな感じでグループごとに参加して、踊り、練り歩いていく。
ブスが沿道でそれを観ながら、もうたまらない感じで手をヒラヒラさせて踊りだした。千葉君も「身体が覚えてるもんだねえ」と踊りだした。
俺も…と両手を上げようとした時、
「おう! そこのブス!!」
踊りの列の中から、野太い声がかけられた。
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