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5章:B・M・Dの闇 (1/7)

5章:B・M・Dの闇

「一緒に来たいってツレがいるんだけど…」「おーいいよいいよ」みたいなやり取りがあって、1時間後、千葉君は松橋君の部屋にやって来た。

ヨッと手をあげた千葉君の後ろにいたのは、途方もないブスだった。
何かこう、こいつを簡単に描いたら「ブス」って読めそうじゃね? 「ブス」って、もしかして象形文字だったんじゃね? というくらいブスだった。

「ブ、ブ、ブ、ブス―――!!!!」松橋君はブスを指差し、そのままひっくり返った。

千葉君は申し訳ない顔をし、ブスはエッ?と無人の背後を振り向いた。
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俺と松橋君 ©著者:千代田輝夜

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