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2章:回想〜ハイスクールボーイズ〜 (1/6)

2章:回想〜ハイスクールボーイズ〜

―――20数年前・・・。

「触ってませんんんん! 俺の手はあぁぁっ、ブスと反発するんでえぇぇえっっ!!」
朝の京浜東北線。
満員の車内で、学ラン姿の高校生が、女子高生(ブス)の顔に向かって、片手を近づけ、シュバッ!と遠ざける動きを繰り返し叫んでいた。
「ブスと反発するんでえぇぇぇっっ!!!!」
それが、松橋君との出会いだった。

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俺と松橋君 ©著者:千代田輝夜

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