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4章:カノンとお母さん (1/1)

4章:カノンとお母さん

お母さんは、言っていました。
白い犬は賢いんだよ。

神様の使いは白ヘビとか。

ある日の朝

お母さんは、ベランダで家族の布団を干していました。

その日は凄く良い天気。
カノンは、日向ぼっこをしながらお母さんが、布団を干すのを見ていたようでした。

最初カノンに
おはよう。と挨拶をした時はなかった筈のカノンのお家の中に入れてあげていた毛布が、お母さんが布団を干した後カノンの横を通って家に入ろうとした時、なかった筈の毛布が出ていました。


カノンは、お母さんが大好きです。夕方お母さんが布団を入れにベランダに行きました。

行く時に、あった筈の毛布がお母さんが布団をしまい終わった後 今度はなくなっていました。

どこにやったの?

お母さんがカノンのお家を覗くと
カノンは自分で、口でくわえて、自分のお家に敷いていました。

大好きなお母さんの真似をしたかったようです。

その日を境に、お母さんが布団を干す時は必ずカノンも、布団を干すようになりました。

でも、急に雨が降りだして、布団を直ぐにいれられない時ってありますよね。

そんな時は、流石のカノンでも分からないらしく、お母さんが布団を入れるまで自分の毛布も干しっぱなしです。

雨が降ったらいれないといけないんだよ。お母さんが何度も教えたのですが、カノンは分からないようでした。

大好きなお母さんの真似をしたいのか、それともジミーに似てしまって言う事を聞かないのかは、さっぱり分かりませんが、ジミーは一切そんな事はしない事は、お母さんもカノンも分かっていたようでした。【笑]

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心友 ©著者:kissΧΧ

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