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12章:現実 (1/3)

12章:現実



やはり、恐ろしく体格のいい、男性看護士が出てきましたm(__)m

看護士『絶対に携帯を貸さないで下さい。お金は渡さないで下さい。』と。

二重になっている扉を看護士が開けて、姉旦那の後からゾロゾロ入ったアタクシ達...

異様な人達の異様な視線。

一体、いつ洗濯したのか?汚いパジャマ姿や、ジャージ姿。

アタクシ達は化け物に見えるらしい。

逆に、アタクシ達からしたら、化け物です。

看護士に案内され、面会室に入ったら、主治医らしき白衣のオジサンがいた。

先生『元の奥さんですね、K さんの主治医です。お母さんから事情を聞いています、しかし、お嬢様は会わせません。何でも看護大に行っていらっしゃるそうですね。ならば、いずれは、お嬢様ならばK さんに面会を許さない私の医師としての判断は、わかります。今日元奥さんの貴女が会うのが、現在のKさんです。お辛い御苦労をなさったそうですね。ただ、元奥さんなんです。Kさんの現在の姿を見てもしっかりと生きて行って下さい。』と。
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別れた夫 ©著者:薔薇

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