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2章:チェイサー (1/13)

2章:チェイサー

“山田 圭一”





あてどなく歌舞伎町をさまよい歩いていたら一人の男が目についた。

黒革のロングコートを着ていてガッチリした体格のその男は、様々な人種が集う歌舞伎町においてもただ一人だけ、他の人たちとは明らかに異なる雰囲気を漂わせていた。

その男が発する雰囲気からはまるで殺し屋のような…暗く深い何かを感じ取れた…









!?




あの男…
どこかで見たことがあるぞ?




どこだったっけかな?









そういえば冬馬さんにもらったパンフレットに載っていたような…


と思いカバンからパンフレットを取り出し確認してみたら…




あっ!
これだこれだカダフィじゃん!




本当は彼に話し掛けて夜王ボンバイエのことを色々聞きたかったのだけど…

あまりにも怖い顔をしていたので結局話しかけられませんでした…




彼の前を通り過ぎようと思いふと手元を見てみたら…
新発売の“夜の紅茶エクリプス”を飲んでいました…。


急に寒気を感じて恐る恐る彼の顔を見上げてみたら…
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レクイエム/ある男の手記 ©著者:南月☆Dieち

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