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6章:☆無色☆ (2/10)

その日は微かな揺れとともに目が覚めた。

アラームの設定時刻は15時。

カタカタカタ…と揺れは長く続いた。

カタカタカタ…

カタカタカタ…

やけに長く揺れるなぁ…

寝ぼけ眼でぼんやりと天井を眺めていたら

突然、

体を強く左右に揺さぶられ私は突然のそれに驚き飛び起きた。

しかし、とても大きく揺れていた為に立ち上がる事が出来なかった。

私は必死にテーブルにしがみつき揺れがおさまるのを待った。

部屋中のものが次々と落下し、冷蔵庫の上に置いてあった電子レンジが私の肩に落ちてきた。

窓の外に目を向けると電信柱が左右に大きく揺れていた。

これまで経験の無い揺れ方に私は言葉を失いただただ部屋でテーブルにしがみつく事しか出来なかった。
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カラフルシロップ ©著者:中野ドロシー

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