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15章:ご近所つきあい4 (1/1)

15章:ご近所つきあい4

すごい勢いでかきむしる圭ちゃん。

ドサっと落ちる写真。

写真を見てみた。

なにこれ。時間もちゃんと書いてあるし…まるで写真は首を取り換えたような写真だ。

しかもこの時間はちょうど二人でいいともを見ていた時間、あれ?それにこの時間…。

「とーちゃん。これ…。」

普通に聞いた。

普通に聞こうとした。
明らかにご近所さんのいたずら…いや明らかにひどい嫌がらせだ。明らかな悪意を感じる。

チラッと見ると、圭ちゃんがウィンクをしている。

「けいちゃーーーん!違うよぉぉ!私がこんなことするはずないよぉ!!!」

抱き付いてきてる。
ニヤニヤしている圭ちゃん。

この糞親父絶対わかってるな。

「はいはい〜、って俺が怒るように仕向けてるってわけだな。」

え、とポカーン顔でこちらをみている。
さすが脚本家といったところか、まさに役者が違うとはこのことだな。

「みーちゃんさ?おれ全部みーちゃんが持ってる服も全部覚えてるし、よく見てごらん?」

写真を指指す。

「この時間おれとみーちゃん電話したろ?ここのホテルまでどうやっていくんだよ。」

たしかに写っているラブホのホテルは、ここから走っても20分はかかるのだ。

普通に無理である。

「みーちゃん。おれが怒っているのはね。隠しているみーちゃんに対して怒りを感じたんだ。」

じっと見つめるみーちゃん。

「どうみてもこれ。嫌がらせだろ。いつからこんなことになってるの?」

モジモジしてなにも言わないみーちゃん。
それでもゆっくりと口を開く。

「だって…。圭ちゃん忙しいし…心配かけたくないし。」

「あのなぁ!!!」

大きな声にビクっとなる。

「ああ、ごめん、違うんだ。それに俺が怒っているのはそこじゃない。なんで早く言わなかった!仕事が忙しい、忙しくないは関係ない!おれがなんの為に働いているかわかっているの!?」

口を挟んでみる。

「圭ちゃん仕事が好きだから?」

はぁ…っと溜息をつきながら深呼吸をした後に声を出す。

「違うよ。みーちゃんとミロクを守るため。ただそれだけだ。」
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転生したので俺はカリスマホストを目指したんだが ©著者:すぽりん

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