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12章:ご近所つきあい1 (1/1)

12章:ご近所つきあい1

公園デビューは失敗に終わったんだろうなぁ。
家に戻ったらみーちゃんはどうみても落ち込んでいた。

「ミロクぅ〜。なにが悪かったんだろうぉ。」

う〜ん。運とあいつらの性格が悪かったんじゃないかな。

「だあ!」

まあ元気出せ、という意味で声をかけてみる。
たぶん伝わらないけど。

あれはどのタイミングで声かけてもああなったんじゃないかな、初めから狙って陥れたように見えるし。

「うう〜ミロクありがとぉぉぉ。」

なんか伝わったみたいだ。
母親ってすげえ…。

うん、っと元気に頷くみーちゃん。

「なれないことはやるべきじゃなかったんだよね!なかったんだよね…。」

一気にテンションが下がる。やはり気にしているようだ。

「いいよぉもぉ。友達はいるもんね。…でもママ友…ママ友ほしかったなあぁ…。はあぁあぁあああ…………。」

全然あきらめてないなこりゃ。
でも…この時完全にあきらめていた方がよかったのかもしれない。







…公園デビューから3か月がたった。

色々あったし、今はもう離乳食がたべれるぐらいになったし、歯もうっすら生えてきた。まあまだハイハイはあまりできないが。

そして意識が出て三カ月やっと現状がわかってきた。

ここは渋谷区の団地。

父親は元々はタレントだったが、今はテレビ局のドラマ脚本を中心に書いている。
昼ドラ系の脚本なので結構安定しているみたいだ。

そして母親は、友達に連れられてアイドルのオーディションの付き添いにきてたところ、たまたま今の父親と意気投合し、そのまま結婚。

もちろんいきなりの結婚話に親戚は反対したらしい。

なにせあって恋人期間も少なく、婚約もせず、1か月のスピード結婚らしい。

その母親も元々、結構なお嬢様らしく、ほとんど駆け落ち状態で結婚した。

ちなみにこの話10回は聞かされた。

かならずこの後に、

「だって、見た瞬間運命だと思った。」

っと二人声を揃えていうのだ。

こっちの方がドラマみたいな大恋愛のようだ。


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転生したので俺はカリスマホストを目指したんだが ©著者:すぽりん

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