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11章:公園デビュー7 (1/1)

11章:公園デビュー7

「うわあああああああああん!!新入りが!新入りが殴ったぁぁぁ!!!」

すごい勢いで泣いた。つかしゃべれるんじゃねーか!ちゃんと!
しかも、さっき顔面で突っ込んだ方があきらかに痛いだろ。

「どぉぉぉぉっぉしたのぉ!ふとしちゃぁぁん!!!!!」

さっきの奥様のリーダー格である金髪の縦ロールな奥様だった。
え?なにそれ、あれもあの人の息子?つかどうみてもDNA一緒じゃないよね。

しかも、ふとしとか悪意があるんじゃないそれ。

「…。あやまりなさい。」

ものすごいオーラみたいのが噴出している、すごい気迫だ。
それにそのふとしも泣くのをやめてニヤニヤしている。

こっちに向かってアッカンベーをしてきた。

くそ、ハムのくせに生意気だ。
絶対わざとやったな。あいつ。

「あっ…あっ…すいま…。」

うちの母親であるみーちゃんがあやまろうとするが、声にならない。

はじめてのことで緊張も後を引いているのだろう。

キッとこちらを見る目が鋭くなる。

「うちのふとしくんに謝りなさいといっているでしょう!!聞こえないの!?」

恐ろしい剣幕である。まさにさっきまでの貴婦人ぶりがうそのようだ。

「…。誤ることもできないなんて下賤な…。見た目も安っぽい、悪いことをしても誤らない…。ここの団地にはふさわしくない人たちのようね。」

「え…でもさきに…。」

「ちょっとほっぺたを触ったら、お宅の息子が暴力をふるったんですのよ!?本当に自分の非をみとめませんのね?!」

いやペチって聞こえるか聞こえないぐらいの音だったし。

めっちゃもうキャッキャと遊んでるじゃん。

だが、そう、よく見るとなぜ気づかなかったのだろうか。

他の奥様も安っぽい服装はしていないのだ。

つまり、自分がいた時代の服装といえばいいのだろうか。

この奥様ほどではないにしろ、ブランドもので身を固めているのだ。

あきらかにうちの家族は、ベビーカーは無駄に高級なように見えるが、他の服装があきらかにスーパーなどで一枚300円ぐらいの服を着ている感じだ。

首袖なんかはよく見るとぼさぼさだ。

「わかりました。こちらにも考えがあります。奥様方。いきましょう。」

そういって他の奥様を引き連れて、どこへ行くのだろう。

たぶんあの奥様のお屋敷にいったのだろうか。公園から去って行った。



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転生したので俺はカリスマホストを目指したんだが ©著者:すぽりん

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