ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!

10章:公園デビュー6 (1/1)

10章:公園デビュー6

声がするほうに目をやるとそこには、そう、土管の上に仁王立ちしている三人組。

いや詳しく見ると、真ん中の一人が仁王立ちで、他二人は四つん這いになっている。

日の光が邪魔でシルエットしか見えない。

なんか妙にまるっこい子のようだ。

関わっちゃいけないと無視していたがそういうわけにはいけなかったようだ。

「もう一度いいまちゅ。無視するとはいい度胸でちゅね。」

うん、とうなずくと影が屈伸した。

「とぉぅ!!」

ジャンプした。華麗な放物線をえがく。

足がガクッとなって顔面をもろにうける。

「ぶぇっ!」

変な声がでた。

しかし、泣くのを堪え、すぐに立ち上がった。

強い子だ。

四つん這いになったほかの二人はいそいそハイハイをしながら土管から降りて落ちた子の横に並んだ。

他の二人は賢い子たちな気がする。

近くにきたせいか、やっと三人組の見た目がわかった。

さっき飛んだ子は明らかに、ボンレスハムである。見た目がTシャツを着ているが、サイズがあっておらずパッツンパッツンで、半ズボン、顔も饅頭のように丸いのだ。

他の二人は対照的で、片方が七三分けですごく細く、長そでに長ズボン、たぶんユニクロだろう、なぜか片方も逆の七三分けで細く、同じ格好である。

「お前だ。お前でちゅよ!」

ドタドタと近づいてきて、おれのほっぺたにグリグリと指を押し付ける。

ぽかーんとなってみているみーちゃん。

「新入り!あいさつするでちゅよ!ほれ!」

グリグリが強くなる。いい加減にうざいので。

「やっ!」

手を振り払った。音もなんかペチッとなっただけである。

「うっ…。」

「「「う?」」」

なんか奥様達も反応した。
10 /16

※この小説を友だちに教える⇒メール

いいね LINEで送る

転生したので俺はカリスマホストを目指したんだが ©著者:すぽりん

夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで全ての機能が利用できます!

Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.