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6章:公園デビュー2 (1/1)

6章:公園デビュー2

そして、今俺はベビーカーに乗っている。

カラカラと母親が楽しそうにころがしている。

「いい天気でちゅね〜。今日はご機嫌でちゅね!」

最初はベビーカーに乗せると、嫌な予感がしたせいか、泣いてしまった。
子供のころは少しの感情が泣くという行為になってしまうのだろう。

なんか不思議な感覚だが今は赤ん坊であるから、問題ない。問題ないはずだ。

そして、今は黙って乗っている。

一度乗ってしまえば不安はない。ふむ、なるほどこれは快適だ。

自動で動く車みたいなもんだな。公園デビューだが不安は…無い。
っというかあるわけない。

両親の真面目な顔につい押されてしまったが、公園にいくだけ、いくだけである。

トントンッとベビーカーを軽くたたく。

なんだろう。鳥でもとまったのかな?っと顔をそちらに向けると、

圭ちゃん、まあ父だがにこにこしながらこちらをみて、なぜか目で合図をする。

その目の先を追うと、なにかベビーカーにマークがついていた。

平和のマークがベビーカーについてる。

ちょっベ○ツ!?つかベビーカーにベン○なんてあるわけねーだろ!

「高かったんだぜ。左ハンドルだ。男のロマン…感じるだろ?」

赤ん坊にいうな。普通わからないから。つかハンドルないから。

もしかしてわかっているって気づいてるのか?

「圭ちゃん〜。ミロクは赤ん坊だよ?わからないよ?」

ふふっ、とまるで何も女はわかったねえな。みたいに鼻を鳴らす。

「わかってねえな。おれにはわかるぜ。ミロクはもう乗りこなしてる。こいつの目を見ればわかるんだ。こいつはプロドライバーにもなれる。」

生後3か月で何故かプロドライバーの素質を見抜かれた。

もうだめだこの父親。どうにかしないと。

ハッ!と気づいたかのように驚愕する母親。

「そういえば…速度があがっている気がする…ミロク…まさかドライブテクニックをマスターしたの?風を感じているの?」

もうどうにでも解釈してくれと思いつつ、変な会話のまま公園についた。

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転生したので俺はカリスマホストを目指したんだが ©著者:すぽりん

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