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4章:目が覚めたら赤ん坊3 (1/1)

4章:目が覚めたら赤ん坊3

「おいおい、大きな声を出すな。ご近所さんがびっくりするだろう?」

けだるそうに出てきた男性が頭をぽりぽり書きながら出てきた。

となりの部屋にいたのだろう。

髪はぼさぼさ、無造作ヘアといえばいいかもしれないが、まったくセットしてない為、自然型ウルフヘアだろう。

ただ、顔は恐ろしく美形。

目は二重の上、肌が白く染みひとつない、女装でもしたら男がよってくるほどにだ。

ただ服装がださい。ポロシャツに何処のメーカーともわからないジーパンに、シャツをIN。たしかにこの頃は基本的な服装であるが、ださいものはださい。

だが、二人で並んでいるとお揃いであるし、お似合いのカップル、いや夫婦だった。

「ミロクがしゃべったのよ!たぶん雰囲気的にママね。絶対ママ。」

眠そうな顔をしていた、たぶん父親だろう。

大きく見開き俺に詰め寄ってきた。

「まじか!?まてまてまだ生後3ヶ月だぜ!?まてまて天才かうちの子は?!まあおれの子だし?あきらかに俺似だし?美形だし?頭いいのは当たり前だな!うおおおおおお、テンションあがってきた!」

なにか自画自賛もまじっているが、美形であることは間違いないため、ちょっとありがたい。

あと、前世では両親が仲がわるく、ずっと喧嘩をしていた記憶しかないため、この夫婦・・・おれの両親が仲がいいのがすごくうれしい。

そして俺につめよりながらじっと見ながらしゃべりかけてきた。

「パパ。さあいっていって。パ・パ。」

「ちょっと!ママ!ママ!ママ!ママ!」

なにか期待されているみたいだ。しかも二人ともよくわからないことで競い合っている。こいつは答えるしかないだろう。

生後3ヶ月で親孝行とかおれっていい子すぎ。

「マァンマ。」

二人とも目を見開く。

「「ミロクしゃべったぁ!!!!!」」

恐ろしく子煩悩な両親であるわけだ。

そう、大往生したおれは、1995年1月、美形親子のもと新しい人生がスタートした。

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転生したので俺はカリスマホストを目指したんだが ©著者:すぽりん

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