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62章:隼人side.黒に呑み込まれるこの心理は一体 (1/3)

62章:隼人side.黒に呑み込まれるこの心理は一体

一瞬で時が止まった。

俺は不安だった。
いつも。
ナナがどこかへ行ってしまうんじゃないかと。
俺みたいにナナの不安を
気付いてやれない奴じゃなくて
ナナを包み込んでくれるような奴のところへ
いつか行ってしまいそうだと。

だからいつも
ナナは俺が好きだと
理由を探してた。
例えば…
ミスズをみたいってことは
好きだから。とか
簡単だけどそんな感じで。


俺は、昨日ミスズを見にきた
ナナに怒りなんて微塵も
感じなかった。
なんなら好き。って言われてるみたいで、嬉しかった。
電話をでてくれなかった事に
不安がデカくなりすぎて
せっかくナナに会えたのに
ナナはこの俺らの家に普通に
帰宅してくれたのに…
怒りに変わったんだ。


それなのに俺は
今、真っ暗だ。

こーゆーの
なんてゆう?



そうだ。


フリーズだ。
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愛し方も分からずに。 ©著者:natuk

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