喧嘩して、
仲直りして、
また喧嘩して、
また仲直りする。

喧嘩のないカップルへの
憧れは今もあって
私と隼人が特別喧嘩多い方じゃないのもわかってる。

それに
私達の喧嘩は
喧嘩ってゆうより…

私が意固地になって
それを隼人が溶かしてくれる…
そんな感じ。


家に帰ると
もちろん隼人の姿はもうなかったけど
そのかわりに
テーブルの上に
行ってきます！隼人
なんてメモが置かれて
無性に会いたくなってしまった。


昨日一日が
久しぶりに楽しかったせい？

それだけじゃないのは
自分が1番わかってた。

このとき、
私が、行かなければ
さらに傷つくことなんてなくて
隼人はなんにも悪くないのに
傷つけることもなかったんだ。


そう
ミスズさんーーー


私は彼女をどうしても見たかった。


だからこの日
急いで支度して

隼人のお店に勝手に行った。