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39章:ナナside.目と目が合ったら? (1/3)

39章:ナナside.目と目が合ったら?

予感的中。
これ、全部隼人のお客さん。

すごいね。
頑張れ!!!


うん、本心だよ。
だけどね
見たくない。やだ。

死んでも言えないけど
本当やだ。

こんなドロドロした気持ち
隼人には絶対知られたくなかった。

さっき代表に呼ばれてたのは
きっと他のお客さんからみて
隼人がいつもの隼人じゃないから。怒られたんだと思う。
私がいることで気にさせちゃったんだと思う。そう、思いたい。

それで、隼人は
今日を乗り越える!位の気持ちで
すごい頑張ってる。
身体はって、無理して飲んで
頑張ってる。

だから
私は応援しなきゃ。


シャンパンいれよーかな。←
ううん、ダメ。
隼人死んじゃう。


ゆきちゃんが
すごい気にしてくれて
大丈夫?ごめんね?
って言ってくれてた。
私はこのドロドロを
悟られないように
いつも通り振る舞った。

優我とゆきちゃんは
楽しそうで…
ホストとお客さんだけど…
それでも羨ましかった。

ううん、
他のお客さん全員。
隼人と笑えて
羨ましかった。


隼人に1番近いのは私。
呪文みたいに言い聞かせた。
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愛し方も分からずに。 ©著者:natuk

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