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2章:キャバクラ嬢 (1/7)

2章:キャバクラ嬢

面接。


夜の世界なんて
初めてでこわかったのを覚えてる。

でもボーイさんが
すごいフランクで安心した。


「サエちゃん。
こういった仕事は始めて?」


「はい」


「21歳かぁ…かわいいね」


「ありがとうございます!」


「時給いくら欲しいのかな?」


「あ、あの
目安とか全然わからなくて…」


「そうだね、未経験だしね
でもサエちゃん本当かわいいから6500円とか全然もらえると思うよ?」


「え?時給6500円ももらえるんですか?」



びっくりしすぎて
こわくなったのを覚えてる。

ここはもしかして
未知の世界なのでは…って、、


今考えたらすごく
純粋だったんだな。
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ノリとタイミング ©著者:サエ

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