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1章:シロ1 (1/2)

1章:シロ1






晴天だった。
春先に相応しい太陽の存在感だった。


築四十年の木造ボロアパートのドアだって普段なら建て付けが悪くて開閉にコツがいる。
なのに今日は、そんな気合いも肩透かしを喰らうくらいにスムーズに開いた。



非常に幸先がいい。


外の空気はカラッと澄んでいて冬の名残を感じさせたが、意識すると聞こえる鳥の鳴き声は間違いなく春の訪れを確定するものだ。

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スターダスト ©著者:さはら

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