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1章:慰めに・・・・・ (1/1)

1章:慰めに・・・・・


カウンタ越しに、満面の笑顔で
中華鍋を振っている男。

「聞いてよう!!
彼女出来ちゃったよ!!」

カウンタ約十席の中央区にある、
居酒屋よりメニューの多い
ラーメン屋。


ここのよくしゃべるオーナー。

三十三歳独身。
彼は三年くらい前に都内、
二件目の店舗をかまえ、
現在男性二人、
昼に女性が一人加わる形態で
この店を営んでいる。

「お待たせ。八宝菜!次もビールでいいの?」

「ありがとう。
もう一杯ビールいっとこかな」

いつもより、
ボリューミーな八宝菜は、
限界を超えそうなほど空腹だった
私の救世主だ。

「それでさ、
彼女の家に犬が三匹いてさ。
俺の顔を舐めまくるから大変で」

とろけそうな顔で話している彼を見て安心した。
思ったより早く元気になって本当に良かった。

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失恋して、僕は女心を知っていく ©著者:beria

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