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34章:懐かしい人 (1/3)

34章:懐かしい人

ある営業日、平日なのに忙しくてクタクタになりました。



その日は亜里紗の中学の時の先輩が、友達と二人で飲みに来ていました。



亜里紗「渡部先輩達とアフター行って来るから」



私「明日学校も幼稚園もあるんだから、遅くならないようにね」


亜里紗「分かってるよ」



亜里紗は出掛けて行きました。




私は家に着いて一息ついていました。



携帯が鳴りました。



着信、亜里紗…



何だろう。




私「もしもし」



亜里紗「ねぇ、私達が来たバーに社長が居るよ」




私「社長って何処の社長?」



亜里紗「昔お母さんが働いてたスナックの社長!」



私「えっ?○○社長?」




亜里紗「そうだよ」





亜里紗の話によると、亜里紗の先輩の渡部さんが最近よく行ってる店の社長が居るから、挨拶して来ると言ったので、亜里紗が店の名前を聞いたら、そこは私が昔働いていた店というのが分かり、じゃあ一緒に行こうよという事になり、渡部さんと一緒にそのテーブルに行ったそうです。




そして渡部さんが社長に、

「この子琴美さんの娘ですよ」



と言ったら、社長はとても驚いて


「そうかい、そうかい。いい娘になったねえ」



と亜里紗に話し掛けたそうです。



亜里紗が社長に会うのは、もう13年ぶりです。



亜里紗はハッキリ言って、社長の事はあまり覚えてないと言っていました。




亜里紗「社長に代わる?」



私「何でよ…」




亜里紗「なんか社長が色々言ってるよ」




私「何を?」





亜里紗「よく分からないけど、直接話せばいいじゃん。今代わるね!」



私「ちょっと待ってよ…もしもし?」




社長「もしもし、琴美かい?」




その声は紛れもなく社長でした。


十数年ぶりに聞く社長の声でした…









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我が儘な娘 ©著者:コロコロ丸

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