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7章:お婆ちゃんのメッセージ (1/2)

7章:お婆ちゃんのメッセージ

数日がたった。

お婆ちゃんは日に日に貧弱していく。

元気のいいときに北海道から千葉の従姉妹のおばちゃんの家に移動。

老人施設に入る。

あたしは酒田で一週間泊まりで
仕事をしていた。

夜中に送迎で帰るときもある。

夜中の3時に帰宅。

当然家の中は真っ暗。

一人寂しく四畳の部屋で
化粧治し飲みに行く。

いつものメンパブ。

いつもの朝帰り。

泥酔のまま化粧を落とさず
寝る。

お昼13時。

お腹を空かせて台所へ行き
冷蔵庫を開ける。

母は休日らしい。

『美希!千葉行こうか?』

『へ?』

寝ぼけ半分とお腹には
テキーラがまだ残っているような
感じの酔っ払いのまま聞いた。

『なんだって?』

母にもう一回訪ねた。

千葉に行くことになった
冬のこと。

『母と千葉に行きます。』

会社に電話して出発。

新幹線で上野まで行く。

久しぶりの都会にテンション上げあげ。

マンションをビルと間違える
あたし。

わあっお!

山形には珍しいものばかり。

従姉妹のおばちゃんの家に着く。

母は三姉妹。

長女、次女、三女、そして
あたし。

老人施設へ向かう。

お婆ちゃんは車椅子に乗っていた。

随分と貧弱になったお婆ちゃん。

昔のように『なんも、なんも!』

と言う掛け声はなくなって

うつむいた様子だった。

食事ルームでご飯を食べさせるのだが
お婆ちゃんは食物をそのまま
食道癌に入れないで
吐くのだ。






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お婆ちゃんのメッセージ ©著者:アリス

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