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30章:vol. 30 (6/6)

まりもから久々に連絡がきた

まりも「俺はお前にとって何?」

私「元カレ」

まりも「合鍵ほしい?」

私「合鍵あったら気兼ねなく行けるね」

まりも「前みたいな生活も楽しいかもな」

前に付き合ってた時に合鍵をもらっていたので 夜中でも時間が空いたら通っていた

私「私が合鍵もらったら他の人が来れなくなるじゃん」

まりも「今まで突然来て誰かいたことないだろ?」

私「そうだけどさ・・・」

まりも「彼氏と別れたら渡すからその時は言えよ」

私「わかった」


返事はしたものの どうしたらいいのか悩む

ユウのことは好きなんだと思う

ただ 1年に数回しか会えない状態

家も遠く 車で1時間以上かかる

最近 メル友なのかと思う

お互い「好き」とか愛情表現もしなくなった


それに比べて まりもとは4年付き合ってた過去がある

今更 気は使わない

家も車で15分くらい

過去に付き合ってた男の中では体の相性が一番

ただ まりもと付き合ってた時にときめきはなかった


答えはすぐにだせないだろう

もう少しこのままの状態でいるしかないのかも

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今を生きる ©著者:里菜

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