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7章:未収 (2/16)

絢乃と距離を置きながらproudに行き続ける私。

私の心の拠り所が宇宙だけになった。

宇宙は私よりも年下だけど考えがしっかりしていて、私より物知り。

だからなのか、どうしても私の方が下になってしまう。

私がバカだからなのか、それともなめられているのか……。

もしや、両方なのか……。


私が宇宙の事が好きでたまらないのは、私が宇宙に言わなくても態度で分かってるはずだ。


proudに通いだして宇宙の事を色々知った。

年の離れた弟妹がいて、宇宙は長男であること。

一人暮らしをしてること。

出身校。

なぜホストを始めたのか……。


もしかしたら、それは嘘なのかもしれない。

お店の中の"宇宙"としての情報なのかもしれない。

それでも私はよかった。
宇宙が私に話してくれる全てが嬉しかった。

宇宙といてこんなにも幸せを感じるのなら、私は宇宙を信じて上手に騙されよう。


そういう風に考えていた。
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涙の色 ©著者:莉沙

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