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5章:苛立ち (3/16)

そんなある日、絢乃に飲みに誘われた。

元々知り合いだった人のお店に誘われた。

私はなんとなく嫌な予感がしたから行くのを躊躇した。

でも、もう既に酔っている絢乃に私の気持ちは伝わらず私はすっぴんの普段着で出掛けた。


呼び出された理由はもちろん、宇宙のこと。

私が何も言わなくても親友の絢乃にはお見通しだった。


絢乃『で、どうするの??』

私『どうするって言われても……』

絢乃『もちろん、先がないんだから、諦めるよね??』

私『…………』

絢乃『まさか、宇宙と付き合えるとか思ってる??』

私『いくらなんでもそれはおもってないよ』

絢乃『だったら、少し考えれば分かるよね??』

私『…………』


絢乃が言ってることは正しい。
私は宇宙と付き合いたいと思っているわけじゃない。

ただただ、宇宙のことがすきなだけ。

宇宙とお酒を飲みながら話したりするだけで満足する。

ただそれだけなのに………。
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涙の色 ©著者:莉沙

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