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3章:ジレンマ (3/5)

「俺もレッドアイもらっていい??」

宇宙が私に言った。

「うん。いーよー。乾杯しよー」

私は宇宙が戻ってきてくれるのが嬉しくて、快くok。


宇宙のドリンクが来て3人で乾杯。

3人で他愛のない話で笑っていた。


それから5分位たった位で波留が宇宙に耳打ちした。

それから、宇宙の飲むペースが早くなってきた。

瞬時に卓移動と判断した私。

「もー、行っちゃうんでしょ」

頬を膨らませて宇宙に言った。

「うん………。戻んなきゃ」

そう言って、宇宙はグラスを空にした。

「そかー。いってらっしゃい」

私は笑顔で宇宙を送り出した。



本当は離れたくなかった。
もっと話したかった。

でも、我慢しなくちゃ。
私は理解しなくちゃ。
痛くなってはいけない。

だから、私には飲むしかない。

絢乃は波留が戻ってきたから、仲良く話していた。

ひたすら飲み続ける私に絢乃ストップがかかった。

「莉沙。もう、目が座ってるじゃん。そろそろ帰ろっか」

「やだ。まだ飲めるし」

私は、更にグラスを空ける。

絢乃は呆れたように私を見ていた。


だってまだ帰りたくないもん。
宇宙君と話したいもん ………。
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涙の色 ©著者:莉沙

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