『にゃあーあ！！』

行ってしまったよ。

仕方なく子猫になってしまったガリ勉くんは飼い主さんを探す
ため冒険に出た。

なんとか知らないjkの
後ろを歩いてて学校についた。


（キンコーンカンコーン）
チャイムがなった。

『なんじゃこの音楽は？』

『変な効果音だな』

とガリ勉！？高校生になってしまった子猫ちゃんは思った。

とりあえず教室に入って
空いてる席に座って
地理の教科書と
教科書と筆箱と弁当が
入ってるバッグを
机の上に置いた。


先生が教卓に立っている。

『起立！』

（きりつ！？ってなんだ？）

キョロキョロしながら
一秒遅れて椅子を膝の後ろで
押して立った。

『お辞儀』

みんなに合わせて
お辞儀をして椅子に座った。

先生と目があって
『その席で何座ってるんだ？』

『登校拒否の⚪︎⚪︎さんの席じゃないか？』


『立ちたまえ！』


スレンダーでイケメンと言うより
イケテナイメンズの先生。

黒髪のリーゼントで固めた髪型。

ちょっと厳しそうなティーチャー。

震えながら
席を立って質問した。

『私のクラスはどこですか？』

『忘れてしまったのです。』


ガリ勉になった子猫ちゃんは
言った。

『君はおバカさんだね。
君は1年A組の教室だよ。』

イケテナイメンズ先生は
優しく解答してくれた。