『んーと！この漢字は、、、』


ボソボソ声に。いつも右手には国語の教科書。

細い道路のど真ん中を歩く優等生jk。

いつも鳴らされる車のクラクション
。
『プーップー！！』

今日も優等生jkは
交通の邪魔者扱い。

あだ名は（ガリ勉ちゃん）。

しかも短気。

『なによ！うっせーわクソおねーさん！』

独り言を呟く。

クラクション鳴らされても平然と
どけようともしない迷惑高校生。

『いつもいつも邪魔なのよ！
ちょっと聞いてんの！？
』

車のドアを開け、
茶髪セミロングの20代
女性が怒鳴ってきた。

ガリ勉ちゃんは
『......！！』

謝りもしない。

睨んで鼻で笑う。