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1章:出会った初日に?!まさかの展開 (2/4)

3つ年上のミカ先輩は、中学中退のバリバリのヤンキーだった。

私は普通の女の子。
縁あって先輩がオープンしたお店(スナック)で働くことになった。

ホントは優しい情の深い人なのは知っているけど、慣れるまでは話をするのも怖かった。


働き初めて1週間、お店を閉めて片付けをしていた私と友達に『ねぇ、あんたたちさー、今日つきあってくんない?』既に酔っ払いのミカ先輩からの初めてのお誘い。


やっぱり断れるわけなく、私と友達のリナは『はい。』と一言。


今考えると恐ろしいけど、ミカ先輩のベロベロに酔っぱらった状態のオデッセイに乗り込み行き先も分からぬまま走ること20分。


到着したのは、予想外の場所だった。私とリナはこっそりホストクラブかなー?なんて思っていたから。



『さぁ、行くよー』ミカ先輩だけはバッチリ化粧直ししてるし、気合いたっぷり。私とリナは仕事終わりのまま店内に入っていった。








中はクラブのようなディスコのようなレストランのような異空間だった。ミカ先輩を見つけてエントランスのスタッフが『ミカーおはよー』と声かける。


あれ?カタコト。日本人ではない。
さて、彼はどこのお国かしら?


更に奥に入ると広いステージにテーブルがたくさん。ステージの前の席に案内された。


みんながざわつく。


『イラッシャイマセ〜』


おやおや、スタッフ全員外国人。
おまけにお客様たちも全てが外国人だった。





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いい経験になりました・18の冬 ©著者:coco

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