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3章:私の過去 (1/3)

3章:私の過去

初めてリストカットしたのは小学二年の終り。

何も分からなかったのに自然にカッターで手首を切っていた。

切ると気持ちが楽になったからだ。

今になるとキッカケは分かる。

親戚の叔母にあたる人からの暴力だった。

小学校受験で小学校に入学した私は二年頃になると、勉強についていけなくなっていた。

当時、経理部長だった叔母に国語を習いに行く事になる。

それは、両親が頼んだのだろう。

叔母が仕事から帰ってからのだいたい夜6時から土日をぬいた週5日勉強した。

一日目は、夜10時過ぎに終った…しかし二日目から叔母の態度が変わる。

鉛筆の書く音が大きいと叩かれ、態度が気に入らないと叩かれ、耳鳴りが酷い。

頭はぼこぼこになった。

叩かない振りをして、いきなり叩いたり恐怖でしかなかった。

助けて!!と何度も心で叫ぶ…

両親に言えば済む事…でも小さな私は、親の悲しむ顔が見たくなくて耐えた。

そんな中でも学校では明るく振る舞っていた。

そして、小学校二年の終り、訳も分からずにリストカットするようになっていた。


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私の人生ってそんなに酷いの?! ©著者:りんご

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