ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!

7章:静かな闇 (1/3)

7章:静かな闇


店の音楽が今日は凄くうるさく感じる


そう思ったけど、すぐに慣れた。



『マリカさん。ご指名です。』



マリカと店で呼ばれる私は待機室を離れた。



高橋英明



直感で彼が来たと感じた。



『英明さん!こんばんわ!』


思いきり微笑みながら席に着くと、低いいつもの優しい口調で


『おう、お母さんは大丈夫か?』


と聞いてきた。


全く怒ってるようには見えない。


私はほっとしながら
『うん、大丈夫。週明けに病院行こうって約束したからまた会いに行くけどね。』



そんな嘘をぺらぺらとついた。



『そうか、マリカは優しいな。』


と、微笑まれた。




一瞬その笑顔で



大量のメールを思い出して
気持ち悪く感じてしまったが


マホにもらった指輪が目に入って


落ち着いた。
21 /23

※この小説を友だちに教える⇒メール

いいね LINEで送る

秘密の花 ©著者:R

夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで全ての機能が利用できます!

Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.