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2章:マリエ (1/4)

2章:マリエ


『お疲れ様でした-♪』



着替える他の女の子の顔も見ずに、

早足で店を出る。



店を出て、湿気混じりの風をうけながら繁華街をたむろするタクシーの一つを捕まえて乗り込んだ。


『○○駅まで』



無愛想な運転手に行き先を告げる。



早く会いたい



心の中で呟きながら、鏡を見て化粧と髪を軽く直し、バックから携帯を取り出す。



ストラップも何もつけてないピンクの携帯電話をひらいて



毎日鳴らす番号に電話をかける。



電話を鳴らすと



カノンのメロディーコールが流れた



雑音交じりのヴァイオリンが響く



『…もしもし?』


ちょっとハスキーな
でも優しい声


私の大好きな


マホの声。




『もしもし…今終わったから行くね♪』

仕事終わりなのにマホの声を聞くと
思わずテンションがあがってしまう。


『うん、気をつけてきてね。』




マホは優しく言った。




今日は付き合って半年の記念日だ。



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秘密の花 ©著者:R

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